仮想通貨の柴犬コイン(SHIB)に興味を持っているけれど、一体どのようなコインでどこで買えるのかがわからない、というお悩みをお持ちではありませんか。
この記事では、柴犬コイン(SHIB)の概要をご紹介するとともに、購入方法や、購入時に気を付けるべきポイントについてもわかりやすく解説していきます。
柴犬コイン(仮想通貨SHIB)とは?
柴犬コイン(SHIB)は、「Ryoshi」氏によって2020年に開発された仮想通貨です。概要は以下の通りです。
正式名称 / ティッカーシンボル | Shiba Inu Token / SHIB |
日本における通称 | シバイヌ、柴犬コインなど |
ローンチ(公開)時期 | 2020年8月 |
トークン規格 | イーサリアム ERC-20 |
インターネット上のジョークを元とした、いわゆる「ミームコイン」の一つであり、同じくミームコインであるDogecoin(DOGE)にインスピレーションを受けて開発されました。
発行当初の知名度はそれほど高くありませんでしたが、2021年にイーロン・マスク氏がDogecoinに言及したことで、よく似たミームコインである柴犬コインの知名度も上がり、価格が約10倍に急騰した過去があります。
その後は従前の価格水準に戻っていますが、直近では2024年3月頃に仮想通貨市場全体の高騰などを背景として再び大きな急騰を記録しています。価格が上昇すること自体が話題となり、投機筋の資金流入によって更なる高騰を招くことがあるなど、いわゆる仕手銘柄としても激しい値動きが注目される銘柄となっています。
参考:Tradingview
近年では、このような知名度を背景としてさまざまな関連プロダクトが開発されており、柴犬コイン(SHIB)を中心としたDEX(分散型取引所)である「Shiba Swap」や、NFTマーケットプレイス「Shiba NFT」などが公開されています。
ミームコインでありながらも、仮想通貨の時価総額や取引高ランキングでトップ15位以内*に位置する柴犬コインは、現在の仮想通貨市場において主要な銘柄の一つであると言えるでしょう。
*CoinMarketCap 2024年8月20日現在
柴犬コイン(仮想通貨SHIB)の買い方/購入方法
柴犬コイン(SHIB)を購入したい場合は、まずは柴犬コイン(SHIB)の取り扱いがある仮想通貨取引所を探す必要があります。
現時点において、柴犬コイン(SHIB)の取り扱いがある主な取引所は以下の通りです。
国内取引所
bitFlyer
Coincheck
DMMビットコイン
SBI VCトレード
BITPOINT
BitTrade
Binance Japan
OKCoin Japan など
上記以外にも、Coinbase ExchangeやBybitのような海外の主要な取引所等に上場されており、国内外の多くの市場で取引されています。
海外取引所やDEX(分散型取引所)を利用して柴犬コイン(SHIB)を購入することも可能ですが、これらの取引所は日本の金融庁から認可を受けていない点に注意が必要です。
また、一般的に海外取引所やDEXは日本円の取り扱いが無いため、あらかじめ米ドルなどの外貨やBTC・ETHなどの仮想通貨を入金しておく必要もあります。
日本に在住する方が日本円で柴犬コイン(SHIB)を購入したい場合は、日本の法制度に基づいて運営され、金融庁から認可を受けた国内仮想通貨取引所を利用する方法が安心でしょう。
例えば国内取引所大手のbitFlyerの場合、「販売所」の一覧の中から「SHIB/JPY」を選択することで、簡単に柴犬コイン(SHIB)の取引画面を開くことができます。
参照:bitFlyer
シンプルな「販売所方式」であるため、緑色の「買う」ボタンをクリックして購入したい数量を指定するだけで、日本円残高の範囲内で柴犬コイン(SHIB)を購入することができます。
なお、国内取引所の口座開設やその他の注文方法、「販売所方式」と「取引所方式」の違いなどについてはページ下部の関連記事でもわかりやすく解説しています。そもそもこの2つの違いについて疑問に思っていた方は併せてご覧ください。
柴犬コイン(仮想通貨SHIB)を購入する際の注意点
柴犬コイン(SHIB)は国内取引所で広く取り扱われており、日本人の仮想通貨投資家にとっても投資しやすい環境が整っている銘柄の一つです。
しかし、仮想通貨投資である以上、購入の際にはいくつか注意すべきポイントがあります。それぞれについて見ていきましょう。
大きな値動きに注意する
柴犬コイン(SHIB)は高い知名度を有する仮想通貨ですが、もともとはミームコインであり、その価格は人気や話題性に大きく依存しています。
そのため、上述したチャートでもわかるように値動きの幅が非常に大きい銘柄となっています。
投資を行う際は大きな値動きがあることを念頭に、必ず余裕資金の範囲内で行うなど、慎重な取引を心がけましょう。
信頼できる取引所を選ぶ
仮想通貨取引を行う際は、一時的に大切な資金を取引所に預けることになります。そのため、信頼できる取引所を選ぶことが非常に大切です。
特に海外取引所の場合は日本向けのサービス自体が非合法である可能性があったり、日本の法律による保護の対象外であるリスクについて、十分に認識しておく必要があるでしょう。
特段の理由がない場合は、日本の金融庁から認可を受けた仮想通貨取引所(暗号資産交換業者)の中から選択することをおすすめします。
セキュリティ対策を怠らない
仮想通貨取引を行う際には、セキュリティ対策が非常に重要です。
仮想通貨はデジタル上の資産であり、ハッキングや不正アクセスによる盗難のリスクがあるためです。
国内外の仮想通貨取引所を利用する際は二段階認証を設定し、不正アクセスされるリスクをできる限り低減するようにしましょう。
自身のPCやスマホにウォレットをインストールして利用する場合は、「秘密鍵」の管理が非常に重要です。
この秘密鍵が第三者に知られると、仮想通貨を不正に送金される恐れがあります。さらに、秘密鍵を紛失してしまった場合は、二度とその仮想通貨にアクセスすることができなくなります。
また、DEX(分散型取引所)を利用する際にはウォレットをサービスに接続する必要がありますが、悪質なサービスに接続すると仮想通貨を詐取されるリスクもあります。
あらゆるリスクを想定しながら、セキュリティ対策を怠らないようにしましょう。
自己責任で投資を行う
仮想通貨投資は誰でも手軽に行うことができる一方で、高いリスクも伴います。
確実に利益が出る投資は存在しませんし、誰かの甘い言葉に乗っかれば簡単に儲かるというものでもありません。
柴犬コイン(SHIB)に限らず、仮想通貨投資を行う際は自己責任で行うことをしっかり理解して、生活に支障の出ない範囲で行うようにしましょう。
まとめ
柴犬コイン(SHIB)は世界的に有名なミームコインの一つで、多くの国内取引所が取り扱うなど日本人でも投資しやすい銘柄の一つです。
しかし値動きが激しい傾向にあるため、状況によっては思わぬ大損害を被る可能性があります。もちろん、同時に巨額の利益を得られる可能性もありますが、その場合は多額の税金がかかることも忘れてはいけません。
仮想通貨の税金は源泉徴収されないため、翌年になってから自分で計算して支払う必要があります。
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