「bitbankで口座開設をしたいけど、やり方が難しそう…」
「bitbankの取引方法や機能の使い方を知りたい…」
こんな悩みをお持ちではありませんか?
この記事では、bitbankの公式アプリを使った口座開設の手順から、取引方法や便利な機能の使い方まで、画像付きで初心者にもわかりやすく丁寧に解説します。
目次 |
※このページに掲載されているスクリーンショットは、情報提供を目的として使用されています。著作権は各権利者に帰属します。
bitbank(ビットバンク)の使い方①口座開設
bitbankを利用するためには、まずは口座開設を行う必要があります。
口座開設はbitbankの公式アプリによる「サクッと本人確認」を利用すれば、本人確認の実施からすぐに取引ができるようになります。(その他の方法では手続きに郵送を伴うため、数日以上かかります)
それでは、bitbankの公式アプリを使った口座開設方法について見ていきましょう。
※2024年10月23日時点の情報です。画像は変更となる可能性もありますのでご留意ください。
用意しておくもの
bitbankの口座を開設する際は、以下のものを用意しておきましょう。
● メールアドレス
● 電話番号 (SMSを受信できるもの)
● 本人確認資料(下記のいずれか)
○ マイナンバーカード
○ 運転免許証
○ 運転経歴証明書
○ 在留カード
○ その他の本人確認書類 (郵送による本人確認のみ)
パスポート・住民基本台帳カード・障がい者手帳・健康保険証・国民年金手帳・住民票の写し・印鑑登録証明書
なお、電話番号は必ずSMS(ショートメール)を受信できるもの(スマホなどの携帯電話番号)である必要があります。固定電話や、050からはじまるIP電話番号などは使えませんので注意しましょう。
また、上記その他の本人確認書類を使う場合は書面が郵送で届く仕組みになるため、開設に日数がかかります。
新規登録
それでは、さっそくbitbankの口座開設手順を見ていきましょう。
bitbankのアプリは、bitbank公式サイトから入手できます。画面最下段にあるボタンからダウンロードしましょう。
アプリを起動したら、最初の画面に表示されている「新規登録」をタップしてください。
登録したいメールアドレスを入力し、「登録」をタップします。
画面に「メールを送信しました。」と表示されたら、登録したメールアドレス宛にメールが届くのを待ちましょう。
bitbankからメールが届いたら、記載されているリンクを開きます。
生体認証の登録画面が表示されます。
パスワードを使わずに、「指紋認証」や「顔認証」でログインしたい場合は、チェック事項を確認のうえで「登録」をタップしましょう。
なお、生体認証機能のないPCでも利用したい場合など、一般的なパスワード認証を使いたい場合は「パスワード認証で新規登録」をタップしてください。
「パスワード認証で新規登録」を選択した場合は、パスワードの入力欄が表示されます。
設定したいパスワードを入力し、チェック事項を確認のうえで「登録」をタップしましょう。
本人確認の実施
続いて、本人確認の手続きを行います。
個人の方は「個人口座」をタップして先へ進みましょう。
本人確認方法の選択画面が表示されます。
「サクッと本人確認」では、マイナンバーカードまたは運転免許証を持っている方であれば、ICをスマホにかざすだけで即時に本人確認が完了します。
なお、その他の本人確認書類を使って郵送で本人確認を行うことも可能です。その場合は「郵送で本人確認を行う方はこちら」をタップしましょう。
ここでは、「サクッと本人確認」を行うケースを例に手順をご紹介します。
国籍の選択画面が表示されます。日本国籍の方は「日本国籍の方」をタップします。
続いて表示される画面で、使用する本人確認書類を選択します。
「マイナンバーカード」「運転免許証」「運転経歴証明書」の中から使用したい書類をタップします。
ここでは「マイナンバーカード」を使用する例をご紹介します。
「マイナンバーカード」を選択すると、暗証番号を覚えているかの確認が表示されます。
暗証番号を覚えている場合、「覚えている」をタップしましょう。
ICチップを読み込む方法の本人確認へ進みます。
なお、暗証番号を忘れてしまった場合も心配はありません。
「覚えていない」を選択すると、マイナンバーカードの写真撮影と自分の顔写真を撮影する方法の本人確認へ進みます。
ここでは「覚えている」を選択した場合の画面を例に解説していきます。
「サクっと本人確認」の流れが表示されていますので、内容を確認のうえ「はじめる」をタップしましょう。
マイナンバーカードを読み取る前に、署名用電子証明書パスワードを入力します。
英数6文字〜16文字のパスワードで、英字は全て大文字である点に注意しましょう。
入力を終えたら「次へ」をタップします。
読み取り画面が表示されますので、 画面の案内に沿ってマイナンバーカードを合わせて 「開始」をタップします
問題がなければ「マイナンバーカード」の読み取りが完了し、次の画面が表示されます。
画面に沿って情報を入力しましょう。
なお、ここで入力する項目は以下の通りです。
● 取引目的・職業・資産等
○ 取引の目的
○ 職業
○ 年収
○ 金融資産
○ bitbankを知ったきっかけ
○ bitbankを選んだ決め手
○ 暗号資産関連取引その他類似する取引の経験
○ 電話番号
○ 外国の重要な公人であるか
○ 反社会勢力ではないことの表明および保証
入力が完了したら「登録内容の確認」をタップします。
入力内容の確認画面が表示されますので、内容に間違いがないことを確認のうえ、チェックを入れて「登録」をタップしてください。
なお、「マイナンバーカード」の読み取りを行った場合、氏名や住所などの情報はマイナンバーカードの内容が登録されています。フリガナが銀行口座と異なると出金ができないため、よく注意して確認するようにしましょう。
本人確認実行中の画面が表示されます。
通常、数秒程度で「本人確認完了」の表示に切り替わり、本人確認が完了します。
「取引を開始する」をタップして先へ進みましょう。
bitbank(ビットバンク)の使い方②日本円の入金方法・振込方法
仮想通貨を購入するためには、口座に日本円を入金しておく必要があります。
bitbankでは「銀行振込」による入金方法のみとなっています。
bitbankが提供している振込先口座は以下の2種類です。
● GMOあおぞらネット銀行
● 住信SBIネット銀行
それでは、スマホアプリで振込先口座を表示する手順を見ていきましょう。
スマホアプリを起動し、画面右下の「メニュー」をタップします。
表示されるメニューの中から「入金」を選択して先へ進みましょう。
入金の種別を選択する画面が表示されますので、「JPY」をタップします。
振込先口座情報が表示されます。
銀行名をタップすることで「GMOあおぞらネット銀行」もしくは「住信SBI銀行」に切り替えることができます。
表示されている銀行口座情報に沿って、ご自身が利用している銀行口座から入金したい金額を送金しましょう。
なお、入金が反映されるまでの時間は銀行によって異なります。
bitbank(ビットバンク)の使い方③仮想通貨の取引方法
bitbankの取引方法には、「販売所方式」と「取引所方式」の2種類があります。
なお、それぞれの方式のメリット・デメリットについてはページ下部の関連記事でも紹介しています。併せてご覧ください。
それでは、各方式での取引方法について見ていきましょう。
販売所方式での取引
販売所方式は、初心者の方にも分かりやすいシンプルな取引方法です。
bitbankのスマホアプリを起動すると、販売所方式の銘柄一覧が初めに表示されます。
取引したい銘柄を選択し、「買う」をタップしましょう。
取引したい銘柄を選択すると、取引画面が表示されます。(画面はビットコインの例)
購入したい場合は、「購入金額」欄に購入したい金額を入力し、「購入確認」をタップしましょう。
売却したい場合は、画面右上の「売却」をタップすることで売却画面に切り替わります。
「売却数量」欄に売却したい数量を入力し、「売却確認」をタップしましょう。
なお「購入」「売却」ともに、タップ後に表示される確認画面に記載された取引内容が実際の取引条件となります。よく確認のうえ、取引を実行するようにしましょう。
取引所方式での取引
取引所方式は、仮想通貨取引に慣れてきた方におすすめの取引方法です。
bitbankのスマホアプリ下部に表示されている「取引所」をタップすることで、取引所方式の銘柄一覧が表示されます。
取引したい銘柄を選択しましょう。
取引画面を開くと、板(いた)が表示されます。
板(いた)にはトレーダーの注文状況が表示されています。(赤:売注文、緑:買注文)
板に出ている注文をベースに取引したい場合は、板の該当する注文をタップします。
自分自身で価格を指定して注文したい場合は、自身で価格を入力しましょう。
取引所方式の注文方法には、以下の3つがあります。
● 成行 … 価格を指定せずに注文し、その時点の相場に基づいて約定する方法
● 指値 … 価格を指定して注文し、指定価格以下になったら買いが成立する方法
● 逆指値 … 価格を指定して注文し、指定価格以上になったら売りが成立する方法
初めに売買区分(買いか売り)をタップし、注文方法を選択することで、注文方法に沿った入力欄が表示されます。取引数量、取引価格(指値/逆指値の場合)を指定のうえ、「注文」をタップしましょう。
bitbank(ビットバンク)の使い方④出金方法
bitbankに預けている日本円や購入した仮想通貨は、外部の金融機関や仮想通貨ウォレット等へ出金することができます。
日本円と仮想通貨、それぞれの出金方法について見ていきましょう。
日本円の出金
bitbankのスマホアプリを使って仮想通貨を出金するには、画面右下の「メニュー」をタップします。表示されるメニューの中から「出金」を選択して先へ進みましょう。
出金の種別を選択する画面が表示されますので、「JPY」をタップします。
日本円出金の画面が表示されます。
出金先の銀行口座を選択し、出金したい金額を指定して「出金内容を確認」をタップしましょう。
なお、初回の場合は銀行口座の登録が必要です。
「銀行口座を登録」をタップして、情報を入力しておきましょう。
「出金内容を確認」をタップすると、出金内容の確認画面が表示されます。
内容に間違いがないことを確認のうえ「出金する」をタップすると出金が完了します。
仮想通貨の出金
bitbankのスマホアプリを使って仮想通貨を出金するには、ホーム画面で「預入 / 送付」を選択します。
続いて表示される画面で、出金したい仮想通貨の銘柄を選択します。
出金する銘柄を選択する画面が表示されますので、出金したい仮想通貨をタップします。
仮想通貨の出金画面が表示されます。
出金先のアドレスを選択し、出金したい数量を指定して「出金内容を確認」をタップしましょう。
なお、初回の場合はアドレスの登録が必要です。
「アドレス一覧」をタップすると表示される画面で、「新規追加」を行いましょう。
新規追加における主な入力事項
● ラベル
● ネットワーク
● アドレス
● 送金先種別
● 受取人が本人か否か
● 出金の目的
● 外為法および米国OFACに抵触する取引ではないことの表明
仮想通貨の送金は、基本的に宛先を間違えると取り戻すことができません。
送金の際は細心の注意を払うようにしましょう。
bitbank(ビットバンク)の使い方⑤その他機能
bitbankでは基本的な売買取引や入出金以外にも、便利な機能がいくつか用意されています。それぞれについて見ていきましょう。
レンディング
「レンディング」とは、ユーザーがbitbankに仮想通貨を貸し出すことで「利用料」を受け取ることができるサービスです。
いわゆるガチホ(長期にわたって保有し続ける投資方針)を行っているなど、保有している仮想通貨を売却する予定がない場合に、レンディングを活用して運用利益を得ることができます。
なお、「レンディング」の報酬は通常、雑所得として所得税などの課税対象となりますので注意が必要です。
bitbankのスマホアプリでレンディング取引を行うには、スマホアプリのメニュー一覧の中から「貸して増やす」をタップしましょう。
信用取引
「信用取引」とは、担保として一定の資金(保証金)を預けることで、その担保を基に仮想通貨を借りて売買を行う取引です。
レバレッジを効かせて「保証金」より多くの金額の取引ができるため、高い資金効率で投資を行うことができる一方、リスクも大きいという特徴があります。
bitbankではこれまでレバレッジを効かせた取引に対応していませんでしたが、今後は「信用取引」のサービス開始が予定されています。
まとめ
この記事では、bitbankの公式アプリを使った口座開設の手順、取引方法や便利な機能の使い方について解説してきました。
なお、仮想通貨取引を通じて利益を得た場合、その所得は「所得税」や「住民税」などの課税対象となり、場合によっては「確定申告」を行う必要が生じます。
税金面を疎かにしたまま仮想通貨取引を行うと、後から追徴課税などを受ける事態にもなりかねません。仮想通貨の税金や確定申告のことをしっかりと把握したうえで、取引を行うようにしましょう。
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