仮想通貨の勉強法.webp

仮想通貨投資は、今や私たちにとって非常に身近な投資手段の一つとなっています。

しかし、仮想通貨に対する基礎知識をしっかりと持っていないと、詐欺やハッキングによる被害を受けるリスクが高まったり、思わぬ損失を被ってしまう可能性もあるため注意が必要です。

この記事では仮想通貨投資を始めた、もしくはこれから始める初心者の方に向けて、仮想通貨のおすすめの勉強法と、取引前にしっておきたい基礎知識について解説していきます。

目次

  1. 初心者におすすめの勉強方法 
    本(書籍)で勉強する 
    アプリで勉強する 
    Webサイトで勉強する 
    >SNSやコミュニティーへの参加 
    実際に少額で投資してみる
  2. 勉強する前に知っておきたい基礎知識
  3. まとめ

初心者におすすめの勉強方法

初心者の方が仮想通貨について勉強するには、どのような方法があるのでしょうか。ここでは代表的かつおすすめな勉強方法についてご紹介します。

本(書籍)で勉強する

仮想通貨に関する知識を身に着けるうえで、おすすめの勉強法は本(書籍)を読むことです。

本(書籍)は一冊あたりの情報量が多いため、仮想通貨に関する知識を体系的に学ぶことができます。

また大手出版社や著名な専門家が発行する書籍であれば、正確で信頼性の高い情報が期待できます。

仮想通貨を理解する最初の一歩として、本(書籍)は非常に有効な手段と言えるでしょう。

ただし、最新情報への更新が容易なインターネットと異なり、本(書籍)の情報は時間がたつにつれて内容が古くなっていく場合がありますので注意しましょう。

アプリで勉強する

仮想通貨の勉強方法として、スマートフォンのアプリを活用する方法もおすすめです。

例えば、仮想通貨ニュースメディアのアプリをインストールしておくことで、仮想通貨に関する最新のニュース情報が手に入るようになります。

また仮想通貨の価格追跡アプリを活用すれば、ビットコインをはじめとするさまざまなコインの価格水準や推移を簡単に追うことができます。

こうしたアプリを通じて仮想通貨の情報に日常的に接することで、仮想通貨に対する理解を深められることでしょう。

主なアプリの例

仮想通貨ニュースメディア  
●  CoinPost  
●  コインテレグラフ

価格追跡アプリ  
●  CoinMarketCap  
●  CoinGecko

Webサイトで勉強する

Webサイトでの勉強は、最も手軽で始めやすい勉強法です。

インターネット上では仮想通貨投資の始め方や、最新のトレンドに関する解説、税金の取り扱いに関する記事など、さまざまな情報が提供されています。

その多くは無料で閲覧ができるため、初心者の方でも取り組みやすい方法と言えるでしょう。

ただし、Webサイトは情報発信が容易であるため、不正確な情報や、詐欺的な目的で発信されている情報もある点には注意が必要です。

信用のできるメディアや企業が発信している情報を選ぶなど、実際の投資行動等に繋げる際は情報の真偽を慎重に見極めるようにしましょう。

なお、仮想通貨専門の損益計算ツール「クリプタクト」 が運営している当サイトでも、仮想通貨に関するさまざまな知識や情報を発信しています。ぜひ、参考にしてみてください。

SNSやコミュニティへの参加

仮想通貨に関するSNSアカウントをフォローしたり、コミュニティに参加することも学習の一環として役立ちます。

専門家の意見や、実際に仮想通貨取引を行っている参加者の生の声に触れることで、市場の動向をリアルタイムに把握することにも繋がることでしょう。

またこうした接点を通じて、セミナーやウェビナーなどの情報を入手できる可能性もあります。

一方で、中には悪意に基づく情報も含まれている可能性がある点には注意が必要です。特に「必ず儲かる」などといった詐欺的な情報を鵜呑みにするのは非常に危険です。

たとえ有名なインフルエンサーの発言であったとしても、「必ず儲かる」投資は存在しません。情報の真偽は常に自分の責任でしっかりと見極めるという心構えを忘れないようにしましょう。

投資シミレーションや実際に少額で投資を試してみる

仮想通貨投資のリスクを低下させるためには、さまざまな情報に触れて知識を得ることが大切です。とはいえ、実際に体験してみることで初めて実感できることも少なくありません。

そこで、まずは少額の仮想通貨を購入して取引の流れや市場の動きを学んでみることも、実践的かつ有効な方法と言えるでしょう。

なお、投資資金は、まずは失っても生活に支障をきたさない範囲にとどめることが大切です。国内には1円~500円程度から仮想通貨投資が行える取引所が多くありますので、自分に適した取引所を探してみると良いでしょう。

損益を気にせず、まずは仮想通貨の取引や市場の動きを学びたい方は、フィンタクト投資SNS「アイディアブック」を使った投資シミュレーションが実践的で効果的です。買うタイミングや売るタイミングを判断する練習になります。フィンタクトでは、仮想通貨だけでなく、個別株などの投資についても幅広く金融投資に対する理解を深められるでしょう。

勉強する前に知っておきたい基礎知識

仮想通貨に関する基礎知識は、正しい取引やリスク管理を行ううえで必要不可欠なものです。ここでは、これから仮想通貨について勉強するうえで最低限知っておきたいポイントを解説します。

仮想通貨・ブロックチェーンとは

「仮想通貨」はインターネット上で取引されるデジタル通貨であり、正式名称として暗号資産(Crypto assets)と呼ばれる場合もあります。

ブロックチェーンと呼ばれる分散管理型のシステムによって稼働しており、中央管理者や中央集権的なサーバーを必要としません。中央銀行や政府、大企業に依存しない自由な取引が可能である反面、特有のリスクも存在します。仮想通貨の仕組みについてはページ下部の関連記事でも紹介しています。

仮想通貨の種類

仮想通貨にはビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、エックスアールピー(XRP)、ライトコイン(LTC)など、多種多様な銘柄が存在します。

仮想通貨の価格追跡サイト「CoinMarketCap」に登録されている銘柄だけでも、その数は240万銘柄を超えているほどです。仮想通貨に投資する際はその銘柄の価値をしっかりと見極めることが大切です。

当ブログでは仮想通貨の計画書にあたる「ホワイトペーパー」の情報をもとに各通貨の将来性について解説した記事も用意しています。

仮想通貨取引所で売買する

仮想通貨の売買は通常、仮想通貨取引所に口座を開設することで行えるようになります。

仮想通貨取引所は国内外にさまざまな業者が存在しますが、海外取引所の多くは日本国内でのライセンスを取得していないため、取引には高いリスクが伴います。

初めて仮想通貨取引を行う場合は国内で金融庁の認可を受けた取引所を利用することをおすすめします。

国内仮想通貨取引所の例

● bitFlyer  
● CoinCheck  
● GMOコイン  
● bitbank など

利益には税金がかかる点に注意

仮想通貨の取引自体は決して難しいことではありません。

仮想通貨取引所に口座を開設して日本円を入金しておけば、簡単にビットコインなどの仮想通貨を購入することができますし、仮想通貨の価格が上昇したあとに売却をすればその差額が利益となります。

ただし、仮想通貨取引を通じて利益を得た場合は、所得として課税対象になる点に注意が必要です。

個人の場合、仮想通貨取引による損益は「雑所得」に分類されることになるため、金額によっては「確定申告」が必要になる場合があるのです。

「確定申告」が必要であるにも関わらず手続きを怠ったり、不正確な申告を行うと、脱税として追徴課税などの重いペナルティを課せられる可能性もあります。

そのため仮想通貨取引を行う際には、確定申告の要否を把握できるように損益計算の準備が必要であることを念頭においておきましょう。

まとめ

この記事では仮想通貨についておすすめの勉強法と、大前提となる基礎知識についてご紹介してきました。

仮想通貨について勉強をする際は、どうしても「どうやって稼ぐか」という点に関心が向かいがちです。しかし税金に関する確認や対応を怠ると、多額の納税によって苦しむことになる可能性もあります。そうならないためには正しいい損益の認識が必要になります。

仮想通貨専門の損益計算ツール「クリプタクト」を利用すれば、手間なく簡単に仮想通貨投資の損益を計算することができ、確定申告の要否確認や税金対策に役立てることができます。

「クリプタクト」では国内仮想通貨取引所での取引はもちろん、海外取引所やDEX(分散型取引所)、DeFi(分散型金融)やNFT取引なども含めて、無料プランで計算することが可能です。