「SBI VCトレードで口座開設をしたいけど、やり方が難しそう…」
「SBI VCトレードの取引方法や機能の使い方を知りたい…」
こんな悩みをお持ちではありませんか?
この記事では、SBI VCトレードの公式アプリを使った口座開設の手順から、取引方法や便利な機能の使い方まで、画像付きで初心者にもわかりやすく丁寧に解説します。
目次 |
※このページに掲載されているスクリーンショットは、情報提供を目的として使用されています。著作権は各権利者に帰属します。
SBI VCトレードの使い方①口座開設
SBI VCトレードを利用するためには、まずは口座開設を行う必要があります。
口座開設は専用の「マイナンバーで口座開設」アプリを使うことで、最短5分で取引を開始できます。
マイナンバーカード以外の本人確認書類を使いたい場合は、Webサイトと「スマホでかんたん本人確認」を組み合わせる方法も利用できます。
ここでは、SBI VCトレードの「マイナンバーで口座開設」アプリを使った口座開設方法について見ていきましょう。
※2024年10月23日時点の情報です。画像は変更となる可能性もありますのでご留意ください。
用意しておくもの
SBI VCトレードの口座を開設する際は、以下のものを用意しておきましょう。
● メールアドレス
● 電話番号
● 本人確認書類(下記のいずれか)
○ マイナンバーカード
○ 運転免許証
○ 特別永住者証明書
○ 在留カード
なお「マイナンバーで口座開設」アプリを利用する場合、本人確認書類はマイナンバーカードのみ使用可能です。その他の本人確認資料を使う場合は、公式サイト等から口座開設を行います。
「マイナンバーで口座開設」の流れ
それでは、さっそくSBI VCトレードの口座開設手順を見ていきましょう。
SBI VCトレードの「マイナンバーで口座開設」アプリは、SBI VCトレード公式サイトから入手できます。
公式サイト上部の「口座開設」をタップすると表示されるアプリのリンクからダウンロードしましょう。
「マイナンバーで口座開設」アプリを起動すると、メールアドレスの入力欄が表示されます。登録したいメールアドレスを入力して「登録」をタップしてください。
メールアドレス宛に認証コードが届きます。
「マイナンバーで口座開設」アプリの画面上に認証コードを入力し、「確認」をタップします。
続いてパスワード入力画面が表示されます。
ここでは、SBI VCトレードにログインするためのパスワードを設定します。
設定したいパスワードを入力し、「同意します」にチェックを入れて「登録」をタップしましょう。
続いて、国籍の選択画面が表示されます。
ここでは、「日本」を選択したケースを例にご紹介します。
電話番号認証の画面が表示されます。
SMS(ショートメール)による認証か、音声通話による認証のどちらにも対応しています。都合の良い電話番号を入力し、認証方法を選択のうえ「登録」をタップします。
SMS(ショートメール)または音声通話で認証コードが届きます。
届いた認証コードを入力し、「認証する」をタップしてください。
紹介コードを持っている場合は、紹介コードを入力して「登録」をタップします。
特にない場合は、「スキップ」をタップして先へ進みましょう。
マイナンバーカードからの情報読み取りに関する同意事項が表示されます。
内容を確認のうえ、「上記に同意しました」をチェックのうえ「次へ」をタップしましょう。
続いて生年月日を入力し、「次へ」をタップします。
マイナンバーカードの読み取りへ進みます。
画面の内容をよく読み、「スキャンを始める」をタップします。
マイナンバーカードの署名用パスワードを入力し、「次へ」をタップします。
マイナンバーカードをスマホにあてると、読み取りが行われます。
画面を下へスクロールし、「次へ」をタップします。
基本情報入力の画面が表示されますので、項目に沿って情報を入力します。
なお、ここで入力する主な項目は以下の通りです。
● 基本情報 (氏名 、フリガナ 、アルファベット氏名、生年月日 、性別 、国籍)
● 現住所( 郵便番号、 住所 )
● 職業
● 暗号資産関係情報を取得する蓋然性が高い立場に該当するか
● 口座開設のきっかけ
● 出金先口座情報
● 資産状況・投資経験
○ 年収
○ 金融資産
○ 投資経験
● 確認事項
○ 居住地が日本以外ではない
○ 外国PEPsに該当しない
○ 反社会勢力に該当しない 等
記入項目が多いように感じるかもしませんが、マイナンバーカードから読み込まれた項目は既に入力されています。また、その他の多くの項目は選択方式になっていますので、あまり悩まずに入力できるようになっています。
すべての入力が完了したら、入力内容の確認が表示されます。
入力内容に誤りがあると口座開設の審査が通らない場合もありますので、しっかりと確認のうえ「登録」をタップしてください。
画面に「口座開設の申し込みを受け付けました」と表示されたら、申し込みは完了です。
審査結果がメールに届くまで待ちましょう。
なお、「マイナンバーで口座開設」アプリは口座開設専用のアプリです。
口座開設後に、SBI VCトレードの取引をスマホアプリで行いたい場合は、公式サイトからアプリのダウンロードが必要です。
この記事では、スマホアプリを使った操作方法についてご紹介していきます。
SBI VCトレードの使い方②日本円の入金方法・振込方法
仮想通貨を購入するためには、口座に日本円を入金しておく必要があります。
SBI VCトレードでは「クイック入金」による入金が可能ですが、通常の「銀行振込」による入金は提供されていません。
ここでは、SBI VCトレードのスマホアプリを使った「クイック入金」の方法について見ていきましょう。
SBI VCトレードのスマホアプリで「クイック入金」を行うには、スマホアプリを画面下部にある「資金 / 入出金」をタップします。
表示される残高の中から「JPY」を選択し、「日本円を入金」をタップしましょう。
「クイック入金」の画面が表示されます。
銀行一覧の中から利用したい銀行を選択し、入金額を入力します。
確認事項にチェックを入れたうえで、「金融機関サイトへ」をタップします。
各金融機関のサイトが開きますので、画面の案内に沿って手続きを行いましょう。
SBI VCトレードの使い方③仮想通貨の取引方法
SBI VCトレードの取引方法には、「販売所方式」と「取引所方式」の2種類があります。
なお、それぞれの方式のメリット・デメリットについてはページ下部の関連記事でも紹介しています。併せてご覧ください。
それでは、各方式での取引方法について見ていきましょう。
販売所方式での取引
販売所方式は、初心者の方にも分かりやすいシンプルな取引方法です。
SBI VCトレードのスマホアプリを起動すると、販売所方式の銘柄一覧が初めに表示されます。取引したい銘柄を選択しましょう。
取引したい銘柄を選択すると、チャート画面が表示されます。(画面はビットコインの例)
価格は相場に応じてリアルタイムに変動していますので、取引したいタイミングで「売る」または「買う」をタップしましょう。
販売所方式の取引画面が表示されます。
「この数量を買う」欄に買いたい数量を入力し、「買う」をタップしましょう。
確認画面が表示されます。
取引内容を確認のうえ、「確定する」をタップすると注文が成立します。
SBI VCトレードの販売所では取引手数料がかかりませんが、売却価格と購入価格の間に差額(スプレッド:販売所の利益となる部分)がある点に注意しましょう。
取引所方式での取引
取引所方式は、仮想通貨取引に慣れてきた方におすすめの取引方法です。
SBI VCトレードのスマホアプリで取引所方式での取引を行う場合、画面右下の「メニュー」を開き、メニューの中から「取引所」をタップすることで取引画面が表示されます。
取引画面を開くと、板(いた)が表示されます。
板(いた)にはトレーダーの注文状況が表示されています。(青:売注文、赤:買注文)
取引所方式の注文方法には、以下の3つがあります。
● 成行 … 価格を指定せずに注文し、その時点の相場に基づいて約定する方法
● 指値 … 価格を指定して注文し、指定価格以下になったら買いが成立する方法
(売りの場合は、指定価格以上になったら売りが成立する)
初めに取引したい銘柄を指定し、注文方法を選択のうえ、数量、取引価格(指値の場合)を指定し、「売る」または「買う」をタップしましょう。
確認画面が表示されます。
取引内容を確認のうえ、「注文実行」をタップすると注文が成立します。
一般的に成行で行った注文はすぐに約定しますが、指値で注文を行った場合は、条件にあう相対の注文が出るまでは取引が成立しません。
状況に応じて、上手に使い分けると良いでしょう。
SBI VCトレードの使い方④出金方法
SBI VCトレードに預けている日本円や購入した仮想通貨は、外部の金融機関や仮想通貨ウォレット等へ出金することができます。
日本円と仮想通貨、それぞれの出金方法について見ていきましょう。
日本円の出金
SBI VCトレードのスマホアプリを使って日本円を出金するには、入金の際と同様に画面下部にある「資金 / 入出金」をタップします。
表示される残高の一覧の中から「JPY」を選択し、「日本円を出金」をタップしましょう。
出金したい金額を入力し、「出金する」をタップすることで出金の申請ができます。
仮想通貨の出金
SBI VCトレードのスマホアプリを使って仮想通貨を出金するには、日本円の出金と同様に画面下部にある「資金 / 入出金」をタップします。
表示される残高の一覧の中から出金したい仮想通貨を選択します。
ビットコインを選択した場合、画面下部に「BTCを送る」ボタンが表示されます。
ボタンをタップして先へ進みましょう。
出金したい宛先のアドレス一覧が表示されます。
選択のうえ、その後の画面に沿って必要事項を入力して送金しましょう。
なお、宛先のアドレスは事前登録が必要です。
アドレスを登録していない場合は、「アドレスを登録する」をタップします。
アドレス登録の画面が表示されます。
画面の項目に沿って必要事項を入力し、アドレスを登録しましょう。
仮想通貨の送金は、基本的に宛先を間違えると取り戻すことができません。
送金の際は細心の注意を払うようにしましょう。
SBI VCトレードの使い方⑤その他機能
SBI VCトレードでは基本的な売買取引や入出金以外にも、便利な機能がいくつか用意されています。それぞれについて見ていきましょう。
貸コイン
「貸コイン」とは、ユーザーがSBI VCトレードに仮想通貨を一定期間貸し出すことで「利用料(賃借料)」を受け取ることができるサービスです。
いわゆるガチホ(長期にわたって保有し続ける投資方針)を行っているなど、保有している仮想通貨を売却する予定がない場合に、レンディングを活用して運用利益を得ることができます。
なお、「貸コイン」の報酬は通常、雑所得として所得税などの課税対象となりますので注意が必要です。
SBI VCトレードのスマホアプリで貸コインを始めるには、画面下部から「貸コイン」をタップします。現時点で受付中の暗号資産銘柄の一覧が表示されますので、貸し出したい銘柄を選択して手続きを行いましょう。
積立
「積立」とは、毎日、毎週または毎月決まった日に、決まった金額の仮想通貨を自動で購入できる積立サービスです。
積立投資はもっとも簡単なリスク分散方法のひとつでもありますので、コツコツと投資を行いたい方は活用してみると良いでしょう。
SBI VCトレードのスマホアプリで積立を始めるには、画面右下のメニューをタップのうえ、メニュー一覧の中から「積立」を選択します。積立をしたい仮想通貨銘柄、積立プラン、積立期間、積立金額を指定のうえ「積立する」をタップすることで、積立の設定を行うことができます。
ステーキング
「ステーキング」とは、仮想通貨を保有して預けている(ロックする)ことで報酬を得ることができる仕組みのことです。
SBI VCトレードでは対象の銘柄を保有しているだけで報酬を受け取ることができます。
なお、「ステーキング」の報酬は通常、雑所得として所得税などの課税対象となりますので注意が必要です。
「ステーキング」の報酬を受け取りたくない場合は、SBI VCトレードのWebサイトから設定を変更することが可能です。ログイン後、「マイアカウント」から銘柄単位で受取拒否設定を行いましょう。
まとめ
この記事では、SBI VCトレードの公式アプリを使った口座開設の手順、取引方法や便利な機能の使い方について解説してきました。
なお、仮想通貨取引を通じて利益を得た場合、その所得は「所得税」や「住民税」などの課税対象となり、場合によっては「確定申告」を行う必要が生じます。
税金面を疎かにしたまま仮想通貨取引を行うと、後から追徴課税などを受ける事態にもなりかねません。仮想通貨の税金や確定申告のことをしっかりと把握したうえで、取引を行うようにしましょう。
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