
海外の仮想通貨取引所のBitgetが提供しているウォレットがBitget Walletです。
Bitgetの口座を持っていなくても利用が可能で、仮想通貨の管理だけでなくスワップやNFT取引、ステーキングなどの機能も搭載された多機能なウォレットであるため利用を検討されている方もいらっしゃるかもしれません。
この記事ではBitget Wallet(ビットゲット ウォレット)の導入方法や入出金方法、DApps(分散型アプリケーション)との連携方法まで、詳しい画像つきでわかりやすく解説していきます。
目次 |
Bitget Wallet(ビットゲットウォレット)の使い方①ウォレットを作成する
それではさっそく、Bitget Wallet(ビットゲットウォレット)の導入方法について見ていきましょう。
インストールの手順
Bitget WalletはスマホアプリやPCブラウザで利用することができ、現状では下記の環境に対応しています。
● スマホアプリ版
○ iOS / Android
● PCブラウザ版
○ Chrome / Edge
ここでは、スマホアプリ版(iOS)を使用するケースを例にご紹介していきます。
なお、既に仮想通貨取引所Bitgetのスマホアプリを利用している場合も、Bitget Walletのスマホアプリは別途インストールする必要があります。
まずはじめにスマホでBitget Walletの公式サイトを開き、画面中央下部に表示されている「ダウンロード」ボタンをタップします。
環境に応じてApp Store、Google Play、もしくはChromeウェブストアなどのダウンロードページが開きます。
画面の案内に従ってダウンロードしましょう。
ウォレット作成の手順
アプリをダウンロードしたら、さっそく起動してみましょう。
最初の画面が表示されたら「ウォレットを作成して稼ぐ」ボタンをタップします。
PIN(Personal Identification Number:暗証番号)の設定画面が表示されますので、6桁の数字を入力して設定しましょう。

PINの設定が完了すると「ウォレットの作成が完了」と表示されますので、「今すぐ利用」ボタンをタップして先へ進みましょう。
なお、PC版(Chrome / Edge)の場合はPINではなく英数字によるパスワードの設定が求められます。画面の案内に従って、安全性の高いパスワードを設定するようにしましょう。
安全性の高いパスワードとは
● パスワードの文字列は、12文字以上にするなど長めに設定する
● 大小英字、数字、記号などの文字種をできる限り組み合わせる
● 生年月日、数字、キーボードの配列順など単純な文字列は避ける
● 他サービスで利用しているパスワードは使用しない
参考:一般社団法人JPCERTコーディネーションセンター|STOP! パスワード使いまわし!
ニーモニックフレーズの確認手順
PINもしくはパスワードの設定まで完了した時点でウォレットは利用可能な状態になっていますが、まだウォレットのバックアップをとっていません。
バックアップがないと、スマホが故障してしまったりPINを忘れてしまったりした際に、二度とウォレットにアクセスできなくなってしまいます。
安全のために、ウォレット作成後はすぐにバックアップをとることをお勧めします。
ホーム画面に表示されているウォレットバックアップのボタンをタップして、バックアップの手順をはじめましょう。

Bitget Walletのバックアップは「ニーモニックフレーズ」と呼ばれる文字列を記録しておくことで行います。
これは、MetaMaskやその他のWeb3(3.0)ウォレットで「シークレットリカバリーフレーズ」と呼ばれているものと基本的に同じ機能を担うものです。
ウォレットを無くしたりPINを忘れてしまったりしても、ニーモニックフレーズを入力することでウォレットを復元することができるのです。
「ニーモニックのバックアップ」ボタンをタップし、続いて表示される画面中央をタップすると12個の英単語が表示されます。
ニーモニックフレーズは大切な資産を守る重要なバックアップであると同時に、第三者に知られると資産を奪われてしまうかもしれない情報でもあります。
画面上の注意事項をよく読み、安全な方法で記録・保管するようにしましょう。

記録をとったら、再度「ニーモニックのバックアップ」ボタンをタップします。
正しく記録できているかを確認するための入力欄が表示されますので、画面の案内に従って入力してバックアップの手順を完了しましょう。
なお、仮想通貨Bitgetの口座を保有している場合は、アカウントを連携することで資金移動が容易になります。アカウント連携は画面左上のメニューから設定することができます。
Bitget Wallet(ビットゲットウォレット)の使い方②仮想通貨を入金する
ウォレットの作成とバックアップが完了したら、さっそくBitget Walletを使ってみましょう。
Bitget Walletに仮想通貨を入金する手順についてご紹介します。
基本的な入金手順
スマホアプリを起動し、ホーム画面に表示されるボタンの中から「受取」をタップしてください。
受け取りたい仮想通貨を選択する画面が表示されますので、スクロールや検索などを使って通貨を選択しましょう。

ここではSOL(Solana)を選択したケースを例にご紹介します。
Solanaチェーン用の入金アドレスやQRコードが表示されますので、このアドレス宛にSOLを送金しましょう。
送金が完了すると、入金したSOLがウォレット残高に反映されます。
仮想通貨の残高はスマホアプリ画面右下の「ウォレット」ボタンをタップすることで表示できます。

【注意】ネットワークと通貨の関係
仮想通貨の入金用アドレスは、通貨(仮想通貨の種類)ごとではなくネットワーク(ブロックチェーンの種類)ごとに設定されています。
例えばSOLは基本的にSolanaネットワーク上で動く通貨ですので、Solanaネットワークのアドレスが表示されます。一方でUSDTなどのマルチチェーンの通貨は、複数のネットワーク上で発行されているため、どのネットワークで入金するのか選択する必要があります。
慣れている方であれば、ネットワークタブから直接ネットワークを選択してアドレスを表示する方法も使いやすいでしょう。
取引所等からBitget Walletへ送金する際は、ウォレットアドレスとネットワークの組み合わせを正しく指定しないと仮想通貨を喪失してしまう可能性があります。
不安な場合ははじめに少額の入金を試してみるなど、入金は慎重に行うようにしましょう。
Bitget Wallet(ビットゲットウォレット)の使い方③仮想通貨を送金する
続いて、Bitget Walletから仮想通貨を送金する手順についてご紹介します。
仮想通貨をBitget Walletから送金したい場合は、スマホアプリ画面下のメニューから「ウォレット」を選択し、送金したい通貨をタップしてください。
通貨の詳細画面が表示されますので、中央左側に表示されている「送金」ボタンをタップしましょう。

送信画面で利用するネットワークと宛先アドレス、送金したい数量を指定して「承認」ボタンをタップします。
Sending Transaction画面に表示される内容に誤りがないことを確認し、再度「承認」ボタンをタップすることで送金が行われます。

基本的に仮想通貨の誤送金は取り消すことができません。入金と同様に、ネットワークとアドレスの指定に誤りが無いよう細心の注意を払いながら操作するようにしましょう。
Bitget Wallet(ビットゲットウォレット)の使い方④DAppsと連携する
Bitget Walletは単体でも多くの機能を使える便利なウォレットですが、DeFi(分散型金融)やブロックチェーンゲーム、NFTプラットフォームなどのDApps(分散型アプリケーション)と接続することで、さらに用途を拡大することができます。
100種類以上のブロックチェーンに対応しているため、利用可能なDAppsの種類も多岐にわたります。
Bitget Walletに対応しているDappsを探したい場合は、アプリ画面下側にある「発見」ボタンをタップしましょう。
主要なネットワーク別の人気DAppsを閲覧したり、キーワード検索をすることができる画面が開きます。
ここでは大手NFTプラットフォーム「OpenSea」への接続を例に、DAppsとの連携方法を解説します。
アプリ上でOpenSeaのアイコンをタップするとOpenSea公式サイトが開きますので、画面右上の「Login」ボタンをタップしましょう。

接続するウォレットの選択肢が表示されます。
通常はこの選択肢の中からWeb3(3.0)ウォレットを選択するのがWeb3(3.0)ウォレットとDApps連携における一般的な流れですが、Bitget Walletはまだ比較的新しいウォレットであるためか、一覧に掲載されていないケースがあります。
そのような場合は「WalletConnect」を選択しましょう。
WalletConnectはWeb3(3.0)ウォレットとDAppsの連携を簡素化する中間サービスの名称で、Bitget WalletもWalletConnect経由での接続に対応しています。
WalletConnect経由で接続できるウォレットの一覧が表示されたら、Bitget Walletを選択してください。

Bitget Walletアプリにウォレットの接続リクエストが表示されます。内容を確認のうえ、「ウォレットを接続」をタップします。続いてSignature(署名)を求める画面が表示された場合も、内容を確認のうえ承認をタップしてください。
OpenSeaのサイト上で「Login」ボタンが消えてウォレットマークが表示されていたら、連携完了です。

なお、ここではスマホアプリからDAppsを探して接続する方法を例にご紹介しましたが、ブラウザから直接公式サイトを開いて連携する際もサイト上の操作は基本的に同じです。
また、PCにChrome版のBitget Walletをインストールしている場合も、PCブラウザから同様の手順で接続すると良いでしょう。
Bitget Wallet(ビットゲットウォレット)の使い方⑤トランザクションを確認する
Bitget Walletのトランザクション(取引履歴)を確認したい場合は、画面下メニューから「ウォレット」を選択した後、画面中央右側の「履歴」ボタンをタップしましょう。
このウォレットで行われた取引の履歴が表示されます。

なお、この機能で表示できるのは過去30日間の履歴のみです。
もっと長い期間の履歴を閲覧したい場合は、各ネットワークごとのブロックチェーンエクスプローラーを利用するなど、他の手段を使う必要があります。
代表的なブロックチェーンエクスプローラーの使い方についてはページ下部の関連記事でもご紹介していますので、確認したい方はぜひ併せてご覧ください。
まとめ
Bitget Walletは、一つのウォレットで100種類以上ものブロックチェーンの仮想通貨を一元管理できる便利なWeb3(3.0)ウォレットです。
ただし、Bitget Walletの前身である「Bit Keep」においては、過去にハッキングによる資産流出事件が発生したことがあります。
これは正規ではないルートからアプリをダウンロードしたユーザーが被害に受けたものであり、App Storeなどの正規ルートでダウンロードしたユーザーに被害は確認されていません。その後、「Bit Keep」はBitgetによって買収され、セキュリティアップグレードとリブランディングが行われて現在に至ります。
Bitget Walletを始める際は、必ず正規のルートからダウンロードするようにしましょう。
また、さまざまな種類の仮想通貨を取引した場合、損益計算が複雑になってしまう点にも注意が必要です。
取引所以外の場所を含め、仮想通貨取引を通じて得た利益は課税対象となります。そのため、1年間に行った全ての取引の損益を日本円で計算して損益を計算し、一定額以上の利益がある場合、ご自身でその損益を税務署に申告する必要があります。
こうした計算をBitget Walletの履歴機能やネットワークごとのブロックチェーンエクスプローラーを使って行うのは、非常に煩雑な作業と言えるでしょう。
仮想通貨専門の損益計算ツール「クリプタクト」を活用すれば、国内外130種類以上の取引所やブロックチェーンから取引履歴を取り込むことができるため、取引履歴の収集作業が大幅に軽減されます。
さらに、取引内容を自動識別して自動で計算してくれるため、作業の手間を大幅に削減できます。
これらの機能は全て無料のFreeプランでご利用いただけますので、多数の仮想通貨銘柄を取引している方は、ぜひこの機会にお試しください。