ビットポイントは、KLAY(カイア)やPEPE(ペペコイン)など主要国内取引所では取り扱っていないケースも多い銘柄も取引できる国内の取引所です。また、入出金や取引手数料が無料などの強みがあることから、口座開設を検討している方もいることでしょう。
この記事では、ビットポイントの公式アプリを使った口座開設の手順から、取引方法や便利な機能の使い方まで、画像付きで初心者にもわかりやすく丁寧に解説します。
目次 |
ビットポイントの使い方①口座開設
ビットポイントを利用するためには、まず口座開設を行う必要があります。
口座開設はPCやスマートフォンから申込みができますが、本人確認にはスマートフォンのカメラを使用します。そのため、初めからスマートフォンを使って申込みすることでスムーズに手続きを行うことができます。
ここでは、ビットポイントの公式スマホアプリを使った口座開設手順について見ていきましょう。
※2024年12月5日時点の情報です。画像は変更となる可能性もありますのでご留意ください。
用意しておくもの
ビットポイントの口座を開設する際は、以下のものを用意しておきましょう。
● メールアドレス
● 携帯電話番号
● 本人確認資料(下記のいずれか)
○ 運転免許証
○ マイナンバーカード
○ 在留カード(外国籍の場合)
なお、電話番号は必ずSMS(ショートメール)を受信できるもの(スマホなどの携帯電話番号)である必要があります。固定電話や、050から始まるIP電話番号などは使えませんので注意しましょう。
メールアドレス登録
それでは、さっそくビットポイントの口座開設手順を見ていきましょう。
ビットポイントのアプリは、ビットポイント公式サイトから入手できます。画面中段にあるボタン(App Store または Google Play)からお使いのスマホに対応したアプリをダウンロードしましょう。
アプリを起動したら、画面の下部に表示されている「新規登録」をタップしてください。
メールアドレス登録の入力フォームが表示されます。
主な入力項目
● 個人 / 法人
● メールアドレス
● 携帯番号
● 紹介コード(ある場合のみ)
入力を終えたら「確認画面」ボタンをタップし、入力内容を確認のうえ「次へ」をタップします。
入力したメールアドレスにアカウント登録用URL、携帯電話に認証コードがそれぞれ届きます。
アカウント登録用URLを開き、「SMS認証コード」欄に認証コードを入力しましょう。続いてビットポイントのログインに使うパスワードを指定したら、「設定する」をタップします。
画面に「仮登録が完了しました」と表示されたら、メールアドレス・携帯電話番号の登録は完了です。
「ホーム画面へ」をタップし、続いて表示される画面で「OK」ボタンを押すことで、口座開設の申込みへ進むことができます。
口座開設申込み
続けて、口座開設の申込みを進めていきます。
本人確認書類を手元に用意のうえ、画面を下へスクロールして「口座開設の申込みに進む」をタップします。
取引約款等の各種同意事項が表示されるため、内容を確認のうえ「同意します」にチェックを入れます。
チェック欄は複数ありますが、「全て同意」ボタンを押すことで全てにチェックすることが可能です。
全ての項目に同意したら、画面最下部の「情報入力へ」ボタンをタップして先へ進みましょう。
個人情報の入力欄が表示されます。
赤く「必須」と書かれている項目を全て入力しましょう。
【主な入力項目】
氏名 性別 国籍 生年月日 住所 取引目的 職業 年収
金融資産 投資経験 アンケート など
入力を終えたら画面最下部の「確認へ」をタップし、続いて表示される画面で入力内容を確認します。
問題がなければ「本人確認書類の提出へ」をタップして、本人確認手続きへ進みます。
本人確認書類の提出
ビットポイントの本人確認は、外部サイトと連携して行われます。
画面上の注意事項を確認のうえ、「同意して進む」をタップしましょう。
画面が本人確認用の外部サイトへ遷移します。
プライバシーポリシーや利用規約が表示されるため「同意して次へ進む」をタップすることで本人確認を開始することができます。
本人確認に利用する本人確認書類(運転免許証またはマイナンバーカード)を選択し、「次へ進む」をタップします。
画面の案内に沿って、本人確認書類と顔写真の撮影を行いましょう。
撮影を終えると、画面上に「お申込みが完了しました」と表示され、ビットポイントの口座開設申込みは完了です。
審査が完了すると、登録したメールアドレス宛に「口座開設完了のお知らせ」が届きます。
なお、ビットポイントの口座開設審査は最短で当日中に完了するケースがあるものの、混雑している時期などは審査に日数を要する場合もあるようです。すぐに届かない場合は、気長に待ちましょう。
ビットポイントの使い方②日本円の入金方法・振込方法
仮想通貨を購入するためには、口座に日本円を入金しておく必要があります。
ビットポイントでは「銀行振込」と「即時入金」という2つの方法が用意されています。
入金をするには、ビットポイントのスマホアプリ画面下部のメニューから「入出金」を選択し、表示される資産一覧の中からJPY(日本円)の「入金」をタップしてください。
入金の選択肢が表示されますので、希望する方法を選択しましょう。
銀行振込
「銀行振込」は「即時入金」に対応したインターネットバンキングの口座を持っていない人でも利用できる汎用性の高い入金方法です。
自分の銀行口座から、指定された入金口座宛に振込を行うことでビットポイントに入金することができます。
入金方法として「銀行振込」を選択すると専用入金口座の情報が表示されますので、利用している銀行口座からその口座宛に入金したい金額を送金しましょう。
なお、入金が反映されるまでの時間は銀行によって異なります。
即時入金
「即時入金」とは、提携金融機関のインターネットバンキング口座を持っている人が利用できる、即時性の高い入金方法です。
ビットポイントの即時入金が利用できる銀行
● PayPay銀行
● 住信SBIネット銀行
入金方法として「即時入金」を選択すると、提携金融機関と入金額を入力する画面が表示されます。
入力のうえ「確認画面」をタップすると確認画面が表示されますので、内容を確認のうえ「入金依頼」をタップします。
選択した提携金融機関の画面に遷移しますので、画面の案内に従って入金手続きを実施することで、入金が完了します。
ビットポイントの使い方③仮想通貨の取引方法
ビットポイントの取引方法には「販売所方式」と「取引所方式」の2種類がありますが、スマホアプリでは「販売所方式」のみ利用できます。
それぞれの方式のメリット・デメリットについてはページ下部の関連記事でも紹介していますので、併せてご覧ください。
スマホアプリを使って仮想通貨を取引する場合は、ホーム画面に表示されている銘柄一覧の中から取引したい銘柄をタップします。
画面に該当銘柄のチャートと「売る」「買う」ボタンが表示されますので、いずれかのボタンをタップして注文画面へ進みましょう。
取引金額は日本円建てまたは仮想通貨建てで指定することが可能です。
「確認画面へ」をタップし、内容を確認のうえ「確定」をタップすることで取引が完了します。
ビットポイントの使い方④出金方法
ビットポイントに預けている日本円や購入した仮想通貨は、外部の金融機関や仮想通貨ウォレット等へ出金することができます。
日本円と仮想通貨、それぞれの出金方法について見ていきましょう。
日本円の出金
ビットポイントのスマホアプリを使って日本円を出金するには、入金の際と同様にスマホアプリ下部のメニューから「入出金」を選択します。
表示される資産一覧の中から「JPY」の「出金」をタップしてください。
出金申請の画面が表示されるため出金口座を選択のうえ、金額を入力して出金しましょう。
なお、日本円の出金には出金口座情報の登録が必要です。
出金口座情報の登録が未済の場合は登録の案内が表示されますので、画面の案内に従って登録を行いましょう。
なお、出金口座は本人名義の口座のみ利用できます。
仮想通貨の出金
ビットポイントのスマホアプリを使って仮想通貨を出金するには、日本円の出金と同様にスマホアプリ下部のメニューから「入出金」を選択します。
表示される資産一覧の中から出金したい銘柄の「出金」をタップしてください。
出金申請の画面が表示されるため出金先アドレスを選択のうえ、数量を入力して出金しましょう。
なお、日本円の出金には出金先アドレスの登録が必要です。
出金先アドレスの登録が未済の場合は「追加」ボタンをタップし、画面の案内に従って登録を行いましょう。
なお、出金先のウォレットアドレスを誤記入したり、ネットワークの指定が相違している場合、送金した仮想通貨が喪失してしまいます。出金先アドレスの登録は、慎重かつ正確に行うようにしましょう。
ビットポイントの使い方⑤その他機能
ビットポイントでは基本的な売買取引や入出金以外にも、便利な機能がいくつか用意されています。それぞれについて見ていきましょう。
ステーキング
「ステーキング」とは、仮想通貨を保有することで報酬を得ることができる仕組みのことです。
ビットポイントでは対象の銘柄を預け入れておくだけで、入金翌日からステーキング報酬の受け取り対象となります。ステーキング報酬は毎月決まった日に入金されますので、保有している仮想通貨を運用して利益を得ることができるのです。
なお、「ステーキング」の報酬を受け取るにはあらかじめ受け取り設定をONにしておく必要があります。
スマホアプリで受け取り設定を変更するには画面下部の「入出金」をタップし、表示される資産一覧の中から対象銘柄の「ステーキング」欄のスイッチを操作しましょう。
貸して増やす
「貸して増やす」 は、ユーザーがビットポイントに仮想通貨を貸し出すことで「賃借料」を受け取ることができるサービスの名称です。一般的に「レンディング」と呼ばれているサービスに相当します。
いわゆるガチホ(長期にわたって保有し続ける投資方針)を行っているなど、保有している仮想通貨を売却する予定がない場合には、レンディングを活用して運用利益を得ることができます。
仮想通貨を運用できるという点ではステーキングに似ていますが、「貸して増やす」はビットコインを含む多くの銘柄に対応しているというメリットがある一方、貸出期間中に中途解約ができないというデメリットも存在します。
スマホアプリで「貸して増やす」を利用したい場合は画面下部から「アカウント」を開き、「貸して増やす・つみたて」欄の「申込」ボタンをタップしましょう。
つみたて
「つみたて」とは、仮想通貨を毎月自動的に購入できるサービスのことです。購入資金が銀行口座から自動振替されるため、入金忘れの心配がありません。
購入する仮想通貨は自分で設定することもできますし、テーマに沿った複数の銘柄が含まれる「パック」を選ぶことも可能です。
自動的に購入時期や銘柄を分散させることできるため、手間をかけずにリスク分散ができるメリットがあります。
スマホアプリで「つみたて」を利用したい場合は画面下部から「アカウント」を開き、「貸して増やす・つみたて」欄の「申込」ボタンをタップしましょう。
まとめ
この記事では、ビットポイントの公式スマホアプリを使った口座開設手順や取引方法、便利な機能について解説してきました。
仮想通貨取引を通じて得た利益には、「所得税」や「住民税」などが課税されるため、場合によっては「確定申告」が必要になります。
必要な「確定申告」を怠ると、追徴課税を受ける可能性もあるため注意が必要です。事前に納税額を把握し、納税資金を確保しておきましょう。
納税額を計算するには、1年間のすべての仮想通貨取引について損益計算を行い、その結果を合算する必要があります。取引が多いほど作業量が増えるため、負担も大きくなります。
ビットポイントでは、「ステーキング」や「貸して増やす」など運用利益を得る方法が充実していますが、これらの利益も損益計算が必要になる点に留意しましょう。
こうした作業を効率化するには、専用の損益計算ツールを活用するのがおすすめです。
仮想通貨専門の損益計算ツール「クリプタクト」であれば、ビットポイントを含む国内外130カ所以上の取引所からの取引履歴取り込みに対応しているため、画面上の案内に従って簡単な操作を行うだけで自動的に仮想通貨の損益計算ができます。
実現損益や含み損益をいつでも把握できることから、確定申告に向けた準備はもちろん、税額の予測や年末の節税などにも大変便利です。
「クリプタクト」はDeFi(分散型金融)取引やNFT取引も含めて無料のFreeプランから利用できますので、仮想通貨取引をしている方はぜひこの機会にお試しください。